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2022.01.14
TVを見たり、本を読んでいると、ふと「歯」のつく言葉って多いなぁ、と思ってしまいました。
ん?ある意味 職業病?
でも、「歯」のつく言葉を調べてみると意外と面白いことを見つけてしまいました。
例えば、
*歯に衣着せぬ
『遠慮せずに思ったことを率直に言う』という意味ですが、ここに出てくる「歯」はどの歯なんだろう? 前歯かな?奥歯かな?と、考えましたが分からず。
↕
*奥歯に衣着せる・奥歯に物が挟まる
どちらも『思ったことを率直に言わず曖昧な言い方をする』という意味ですが、これは“奥歯”。
*尚歯
『老人をうやまう』という意味。
「尚」は尊ぶこと。
「歯」には『年齢』という意味があることを知りました。
*唇滅びて歯寒し
『互いに助け合うもの同士の一方が滅びると、もう一方も危うくなる』という意味。
唇と歯を互いに助け合うものとする考えが面白いです。
↕唇・歯・舌の関係が面白いです
*歯滅びて舌存す
『強靱なものの方が案外滅びやすく、柔軟なものの方が後まで生き残る』ことの例え。
歯と舌は互いに助け合うものにはなれなかったのかな、と残念に思ってしまいました。
ひとつひとつの言葉としてはきちんとした意味のある言葉なのですが、「歯」という視点から見方を変えると、
「あれ?あの言葉とこの言葉って???」といろいろ考えてしまいました。
もし、「歯に衣着せぬ」の「歯」についてご存知の方がいらっしゃいましたら
治療においでになったときに教えていただけたら嬉しいです。
(衛生士 T)