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2022.10.31
みなさん歯ブラシはどのような物をお使いですか?
最近は、歯磨きの時に電動歯ブラシを使ってる方も多くいらっしゃると思います。
歯磨きをいつもしてても、上手に磨けなくて、虫歯や歯周病になってしまう方は、電動歯ブラシの使用が1つの選択肢にあります✨
電動歯ブラシは主に3つの種類に分類されます。
違いを少し説明します。
①電動歯ブラシ(高速回転タイプ)
・1分間に3千~7千回という高速で左右回転する。
・ブラシが回転したり、縦に動いたり、毛先が歯に接する事で汚れが落ちる。
・ブラシを動かす必要はない。
②音波歯ブラシ
・1分間に2万~4万回の振動により歯を磨く。
・毛先が歯に接する事で汚れが落ちると共に音波振動で歯垢を浮かせ、音波水流によって歯間の汚れを除去できる。
・歯ブラシを動かす必要はない。
③超音波歯ブラシ
・1分間に120万回以上の振動。
・振動により虫歯の原因菌となる「バイオフィルム」を除去する効果が期待できる。
・振動が細かい為歯ブラシを動かす必要がある。
最近の主流は電動歯ブラシ(高速回転タイプ)と音波歯ブラシです😊
電動歯ブラシのメリット、デメリット、注意事項をお伝えします✨
(メリット)
・清掃効率がよく、短時間でよい。
・簡単に歯垢を除去できる。
・歯面にあてるだけなので、疲れない。
(デメリット)
・比較的高価。
・電池や電力が必要。
・歯や歯茎を傷つける可能性がある。
(注意事項)
①歯磨き粉は研磨剤不使用で泡立ちにくいジェルタイプを選ぶ
→研磨剤が含まれた歯磨き粉の使用で、歯の表面が、削られ、知覚過敏になる可能性があります。
②フロスや歯間ブラシは必須
→電動歯ブラシだけでは歯間部などの汚れを100%落としきるのは不可能なので、手用歯ブラシと同様にフロスや歯間ブラシを使用するといいです。
手用歯ブラシ、電動歯ブラシにはそれぞれ異なる特徴があり、どちらもやり方を間違えなければ歯垢を除去する事ができます✨
選び方が分からないなどありましたら、いつでもお気軽に相談して下さい😊
(衛生士 M)
2022.10.14
小学校に入る頃に生えてくる永久歯の中で一番大きく、噛む力が最も強い第一大臼歯(6歳頃に生えてくるので、6歳臼歯ともいいます)が生えてきます。
この第一大臼歯は非常にむし歯になりやすく、生え始めにむし歯になりやすい歯でもあります。
6歳臼歯(第一大臼歯)は、口の中の大黒柱。「噛み合わせの鍵」と言われるように歯並びや噛み合わせの基本となるので、『歯の王様』と呼ばれています。
永久歯の中で硬い物もしっかり噛むことができ、一番よく噛む歯なので大切にして頂きたいです。
この歯は、完全に生えるまでに時間がかかるので、生え始めの時期にとてもむし歯になりやすいです。
噛む面の溝が深くて複雑な為、食べカスが溜まりやすい。
・完全に生えるまで噛まないので、食べ物が溜まったままになりやすい。
・年齢的にも遊び友達も増えて、家族の知らない時間も増えてきて、行動や食べ物の管理が行き届かない。
・自分の思い通りにしたい時期。家族に歯磨きを手伝ってもらうのを嫌がる。
そのため、歯の清掃が不十分になりやすいのです。
この歯の王様を守るために、フッ素を塗って歯の質を丈夫にしたり、噛む面が完全に出てきたら予防のための詰め物で埋める(シーラント)など、
形態的にむし歯にならないようにすることもできます。
また、生え始めの歯は背が低くて歯ブラシが当たらないので、横から入れて磨くと届きます。
歯の交換期(生え変わり時期)にある子どものお口の中は、とても複雑で子どもの歯磨きでは行き届かないところもあります。
ですから、子どもが歯磨きした後に親御さんが仕上げ磨きをしてして頂きたいです。
仕上げ磨きの時間は親子にとっても楽しいコミュニケーションの時間になります。
仕上げ磨きは、少なくとも小学校3、4年生頃まで続けてして頂きたいと思います。
フッ素は年に2回以上塗布すると効果が出ますので是非メンテナンスにお越しください😌
(衛生士 S)