虫歯治療・歯周病・予防歯科・小児歯科・インプラント・入れ歯・矯正歯科・顕微鏡歯科治療
ご予約・お問い合わせ
TEL 076-276-8428
2024.03.21
6歳頃になると乳歯から永久歯への生え替わりが始まります。
乳歯から永久歯への変化には、乳歯が抜けて永久歯とかわる所と、
今ある乳歯の更に奥に永久歯が生えて歯の本数が増える所があります。
乳歯は全部で20本ですが、永久歯になると28本(親知らずは更に上下左右の+4本で32本)になります。
歯の生え替わりが始まると、歯の高さや歯並びが凸凹になってハミガキがしづらくなります。
*第一大臼歯(6才臼歯)が生えてきたかな?
乳歯の奥歯の更に奥、前から数えて6番目の歯が生えてきたかどうか確認してみましょう!
生えてる途中は背が低い状態が続くので、気づきにくく、歯ブラシも届きにくいので注意が必要です。
この第一大臼歯(6才臼歯)は永久歯の中でも噛む力が1番強く、これから生えてくる永久歯の歯並びを決める大切な歯です。
噛み合わせの面や側面には溝があり、ムシバになりやすいので、しっかりハミガキして予防を心がけましょう。
他の歯と同じ様に歯ブラシを当てても届かないときは、
歯ブラシを横から入れた1本みがきや歯ブラシを縦にした縦みがきなど、場所によって当て方を工夫してみて下さい。
全部の歯をひとりでみがけるように親子で一緒に練習していきましょう。
出来ないところは仕上げみがきでフォローしたり、フロス(糸ようじ)の習慣づけをしていきます。
仕上げみがきは大体10才頃までを目安に、少しずつ自分でみがけるところを増やしていきましょう。
ただし、1人でみがけるようになっても、
☆プロケア
→歯科での定期的な健診やフッ素塗布、シーラント(予防的に溝を埋める処置)などの処置
☆セルフケア
→ご家庭で、歯の成長に合わせて適したアイテムを使ったケア
を合わせて、続けて行なっていくことが大切です。
みんなで力を合わせて、永久歯をムシバにさせないためのケアをしっかりしていきましょう!
(衛生士 T)