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2024年05月

2024.05.24

入れ歯との付き合い方

こんにちは😊
皆さんは入れ歯と聞いてどのような事をイメージしますか?
「ものが噛みにくい」
「痛い」
「見た目が気になる」
など、評判があまりよくないイメージかもしれません。
入れ歯を新しく作るのに抵抗があったり、持っていても使用しない方もいると思います。

しかし、入れ歯には大切な役割があります!
・ものを噛む機能を回復する
・残ってる歯を助ける
・歯がなくなる事によって起こる発音機能の回復
・顔貌を整える
など大いに役立っています!

新しく入れ歯を作った場合、最初から思うように噛める事はあまりないです。
軟らかい食べ物から順番に慣らしていくといいです。
痛みなどがなければ、口の中に長時間入れておいた方が早く慣れます!
痛い場合は入れ歯の調整が必要になってきます。何回か調整すると痛みはなくなります😊

入れ歯はとても汚れやすいです!食器と同じと考えてもらうといいです。
食後に箸や茶碗を洗わないで、そのまま次の食事に使う人がいないように、
入れ歯も毎食後きれいに洗って下さい✨

【入れ歯の洗い方】
・入れ歯用の歯ブラシがおすすめです
・手のひらでしっかり持って洗う(シンクに落としてしまうと割れてしまう事があるので気をつけて下さい)
・歯磨剤はつけなくて大丈夫です
・きれいに洗ってから入れ歯洗浄剤を使用して下さい
・熱湯消毒はしないで下さい

1日中入れ歯を入れたままだと、入れ歯の下の顎の土手を痛めてしまうので、
1日のうち数時間入れ歯を外す時間があるといいです。夜は入れ歯を外す場合が多いですが、
人に寄って違うので、また相談して下さい😊

※入れ歯を外した時は水を入れたフタ付きの容器に、保管して下さい。
ティッシュペーパーにくるんで置いておくと、間違ってゴミに捨てられてしまう事があるので気をつけて下さい。

入れ歯と上手につきあって、長く快適に使っていきましょう☆

(衛生士 M)

2024.05.08

歯ブラシは消毒する必要がある?

みなさん歯ブラシはどう洗っていますか?

消毒や除菌をしてらっしゃる方がいるかもしれません。
歯ブラシの汚れ、清掃方法、保管、環境因子などに関する実験的研究があります。
その結果、健康な方でもお口の中に疾患がある方でも歯ブラシには細菌が付きます。
抗菌コーティングされた歯ブラシでも細菌は付き、歯磨き粉を使うことで細菌数が減少したことがわかりました。
歯ブラシにキャップをした状態での保管や湿度の高い場所での保管は細菌数が増えたので、
保管場所は風通しのよい状態で保管することが望ましいと思います。
結論からいうと、歯ブラシの消毒は必要ありません!
今まで健康な人が歯ブラシに付いた微生物によって健康を害した報告はありません。
ですが、歯ブラシに細菌が付くことは明らかなので免疫不全など身体的疾患のある人、
高齢者や障害者の方、妊婦さんなどは、再感染の可能性があるのでなるべく清潔にしておく必要はありますね。

過度に心配する必要はありませんが、なるべく細菌数が増えないように歯磨き粉を使ったり
1、2ヵ月で交換するなどして清潔にしておきましょう!

(衛生士 S)

    

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