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2022.05.20
歯科で、レントゲンを撮る時に
内部の状態は知りたいけど、被爆が心配....と思われる方もいるかと思います。
まず、普段私達が生活している中でも放射線の被爆を受けていることはご存知でしょうか??
日常で被爆している放射線は、自然放射線と言って
大気から0,4ミリシーベルト
大地から0,5ミリシーベルト
食べ物から0,3ミリシーベルト
受けています。
※シーベルト....人体への影響の単位
ちなみに東京からニューヨークまで飛行機で1往復すると0,2シーベルトあります。
ただし、健康に害が出るのは100ミリシーベルト以上からなので、安心してください🍀
日本の一人あたりの自然放射線の年間平均は1,5ミリシーベルトです。
本題の歯科のレントゲン被爆線量ですが....
歯の部分レントゲンでは0,01ミリシーベルト
お口全体のレントゲンは0,03ミリシーベルト
CTだと0,1ミリシーベルト
とかなり少ないです。
更に、撮影時には鉛の入った防護エプロンを着用していただくので、被爆線量を抑えることができます。
そうは言っても、怖い....イヤだな....と思われる方もいらっしゃるかと思うので、
もし心配でしたら遠慮なく お声かけください☺️
(衛生士 K)
2022.03.01
歯科で、レントゲンを撮ることがあるかと思いますが....
本当に必要あるの??とか
被爆するのはちょっと....と思ったことはありませんか⁉️
レントゲンで、何を見ているのでしょうか....
レントゲンは視診や触診ではわからない歯や歯茎の内部を見る為に撮ります。
レントゲンでは、歯 骨 歯石 金属 根充材などが白く写ります。
基本的に硬い物は白く写り、柔らかい物(虫歯、歯肉、神経など)は黒く写ります。
歯科のレントゲンには、いくつか種類があります。
お口全体のレントゲン…パノラマ
歯の部分的なレントゲン…デンタル
インプラントの診査診断などに使われる3次元的なレントゲン…CT
矯正の診査診断などに使われる…セファロ
などがあります。
一般的に撮影されるのはパノラマ、デンタルで
パノラマは撮影範囲が広く、全体的な確認はできますが
虫歯の大きさなど細かい詳細はデンタルで見ます。
レントゲンで診ていることは
・虫歯の有無、進行状態
・歯の神経の有無
・根尖病巣の有無
・根管充填材が根尖まで入っているか確認
・歯周病の進行状態
・歯の破切
・埋伏歯の有無、状態
・顎関節の状態
・副鼻腔の状態
・歯数の確認
・生え変わりの状態確認
・顎骨の異常
などです。
歯間の虫歯や被せ物の中で進行している虫歯は肉眼では確認が難しく、見逃さない為にもレントゲンで確認させていただいています。
早期発見すれば、神経を取るほどの大きな虫歯になる前に治療することができます。
また、神経のない歯は痛みを感じないので被せ物の中で虫歯が進行していることがあり、気付いた時には歯が残らない状態....と言うことがあります。
そうならない為にもレントゲンはかなり有効な検査になります。
レントゲンの見方、わからないこと聞きたいことなどありましたら、来院された時に気軽にお訊ねください😊❗️
被爆に関しては次回書かせていただきます😌
(衛生士 K)