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虫歯は、いきなり歯に穴があく病気ではありません。
虫歯は、口の中に存在する細菌が作りだした酸が歯を溶かし、やがて穴があいてしまう病気です。
原因菌である細菌は、まず歯に付着して歯垢(プラーク)を作り、食べ物に含まれる糖質を使って酸を作ります。この酸が、歯の成分であるカルシウムやリンを溶かします。歯に歯垢(プラーク)が残ったままでいると、酸がさらに作られて脱灰が進行し、やがて穴があいてしまいます。
歯に穴があく一歩手前の状態(初期虫歯)であれば、歯を削らずに治療することができます。その状態から進行すると、そこから内部へ進行して、やがて痛みが生じます。
初期の虫歯は見た目にはわかりにくく、痛みがありません。進行すると、冷たいものがしみたり、痛みが生じたり、歯に穴が開いた状態になったりします。
◇ 痛む前の検診が重要
◇ 細菌にプラークを作らせないで!
まだ穴があいていない初期のむし歯は、再石灰化させることにより、歯を削らずに治療することができます。
食生活改善、歯磨きでプラークを除去するとともに、再石灰化を促す薬剤を歯の表面に塗布などを行うことで虫歯の進行を食い止め、健全な歯の状態に戻します。
ここまでくると基本的にはもう元の状態には戻りません。速やかに治すことをお勧めします。
感染した部分の除去を行ったあと、詰め物をしたり、金属やセラミックを被せたりして、形態を回復します。細菌が神経に感染している場合は、根管治療(歯の根の治療)が必要です。
形態を修復する方法はいくつかあり、虫歯の位置や大きさ、噛む力、虫歯のできやすさなどを考慮して選択されます。